会社にメールしてしまった・・・

カナダのトロント西部で9日、スーパーでソーセージに縫い針を挿入した疑いで、78歳の老女が逮捕された。この事件は、今年に入ってから、同地域の複数のスーパーで、売り物のソーセージに縫い針が発見され、警察では市民に注意を呼びかけていた。

　逮捕された女性ジョゼフィン・バズ容疑者の自宅は被害の遭ったどのスーパーにも歩いて行ける距離にあり、9日午後、現行犯逮捕ではなかったが、別のスーパーにいるところを拘束された。

　バズ容疑者には前科がなく、逃亡の危険性もないため、食料品店に近寄らない条件で釈放され、別の地域に住む親族に引き取られた。

　カナダの地元紙は、ソーセージに埋め込まれた針は、食べる前に発見されたため、大事に至らなかったと報じた。また、被害に遭ったソーセージ会社では「すべての処理施設と包装において金属探知機を設置し、生産過程は監視カメラで1日に数回確認されている。スーパーに出荷後に針が挿入された」と製造過程で異物混入の可能性がないことを発表したと報じている。

　また、ほかのカナダ紙は、裁判ではバズ容疑者の年齢や犯罪履歴を考慮して判決を下すことになるが、高齢なため起訴しない可能性もあることを当局はほのめかしていると伝えた。「おそらく精神鑑定を受けることになるだろうが、結局のところ、バズ容疑者は誰もケガをさせていない」と当局は述べているが、たとえ被害者がでなくても、カナダ中の何千ものスーパーに卸されている同社の信用に影響するだろうとの見方を示した。

　「親切で笑顔を絶やさない人」と評判だった老婦人の逮捕に、近隣の住民らは衝撃を受けている。バズ容疑者は、10件もの器物破損罪で起訴され、8月23日に出廷する予定だ。  

［ワシントン　１日　ロイター］　オバマ米大統領は１日、イランの燃料輸入を制限し、同国の孤立を深めることを目的とする包括的制裁法案に署名した。
　大統領は法案署名の際、今回の内容はこれまで可決された制裁法案よりも厳しく、イラン経済の根幹である石油・天然ガス部門の近代化や石油精製品の購入を一段と困難にすると指摘。その上で、外交の扉は依然開かれているが、イランがウラン濃縮を続ければ国際社会の圧力は一段と高まると述べた。　
　欧州連合（ＥＵ）首脳は先月、イランの金融、銀行、保険、輸送、エネルギーの各部門を対象とする対イラン国連制裁の強化で合意した。しかし、米国の制裁は国連安全保障理事会での合意よりはるかに強力な内容となっている。
　具体的には、イランにガソリンを提供した企業や、革命防衛隊もしくはイランの核プログラムと関わりをもった国際的金融機関が制裁対象となる。このほか、イランの主要銀行や革命防衛隊と取引した外国銀行は米金融システムへのアクセスが許可されない。  

大分県豊後大野市は21日、口蹄（こうてい）疫が発生した宮崎県内4市6町の住民が参加する団体を対象に、状況に応じて市内の公共施設の利用を制限する方針を決めたことについて、見直しも含めて再検討していることを明らかにした。
　同市の方針に対しては、山田正彦農林水産相が「風評被害防止の観点から好ましくない」との考えを文書で市側に伝達。大分県の広瀬勝貞知事も21日の記者会見で「冷静さを欠いているかもしれない」と苦言を呈した。　  

［サンディエゴ　２１日　ロイター］　米カリフォルニア州サンディエゴ近郊のインペリアルビーチで２２日、犬のサーフィン大会が開かれる。５回目となる今年は約６０頭が参加する予定。

　大会関係者によると、このイベントはペット関連の慈善事業への資金集めが目的。今年の収益はサンディエゴ警察の警察犬部門に寄付されるという。

　南カリフォルニアではこうした犬のサーフィン大会が増えている。  

16日に行われた自動車F1シリーズのモナコ・グランプリ（GP）のレース審議委員会は、6位でフィニッシュしたメルセデスのミヒャエル・シューマッハー（ドイツ）に対し、最終周での追い抜きが違反だったとし、レース後に罰則で20秒を加算した。この結果、シューマッハーは12位となった。
　これに対してメルセデスは、シューマッハーがフェルナンド・アロンソ（スペイン、フェラーリ）を抜く直前には、セーフティーカーが退いてレースが再開されていたと主張し、異議を申し立てる予定。　  

［ロンドン　２３日　ロイター］　羊の肺や心臓、肝臓などを使ったスコットランドの伝統料理「ハギス」について、英国人の５人に１人は、高地に生息する別の生き物であると考えていることが分かった。調査を行った持ち帰り外食サービスサイトのJust-Eat.co.uk が２３日に発表した。

　それによると、ハギスを高地に住む生き物だと思っているのは、英国人の１８％。スコットランドの楽器だと思っている人は１５％で、人気小説「ハリー・ポッター」に登場するキャラクターだと考えている人も４％いた。

　調査では１６２３人から回答を得たが、スコットランド人（７８１人）の１４％はハギスの存在を知らなかったという。  

◆東都大学野球第１週第１日　東洋大３―４立正大（６日・神宮）　春季リーグ戦が開幕し、昨秋王者の立正大が東洋大を下し、初の連覇へ白星発進した。１２球団のスカウトが集結する前で、ドラフト１位候補右腕・南昌輝（４年）が先発したが、３失点で５回途中降板。それでも、６回表に代打・服部一樹（３年）の２点三塁打で追いつき、７回に相手の失策で逆転勝ち。第２試合は、３０季ぶりに１部復帰した国士大が、国学院大の左腕・高木京介（３年）を攻略できず、完封負けした。

　エースの不調を伏兵が救った。南は最速１４５キロを計測したが、「緊張があった」と変化球が高めに浮き、５回には右越え２ランを浴びた。１―３の６回表２死一、二塁から、公式戦に初めてベンチ入りした代打の服部が、初球のスライダーを右越えにはじき返した。１年夏に「腰椎（つい）分離すべり症」となり、２年春まで練習できず。リハビリで腹筋や背筋を鍛え、「力強い振りができるようになった」とけがを乗り越え、大仕事をやってのけた。  

J1清水は18日、右大腿（だいたい）骨の骨肉腫で手術を受けた大宮のDF塚本泰史選手（24）の闘病生活を支えるための募金活動を行うと発表した。20日にホームの日本平で行われる神戸戦の試合前に実施する。